法人税申告・納税のスケジュール

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税務調査が始まるまで

税務調査はその目的と内容によって、事前連絡がある場合と事前連絡がない場合があります。
連絡の有無によって対応が異なりますので、以下に記載いたします。

 

1.事前連絡がある場合

連絡時の対応

一般調査の場合、対象企業か顧問税理士に事前に連絡が入るため、税務調査官が直接訪ねて来ることはありませんので、電話がありましたら、下記の手順で対応をして下さい。

 

連絡時の対応 連絡がありましたら、まず以下の内容について確認をして下さい。

(1) 日時と予定日数
(2) 場所:本社・工場・支店・営業所など
(3) 調査の種類:一般調査か反面調査か?
(4) 調査の理由と目的
(5) 担当調査官の氏名及び人数
(6) 調査対象年度


上記(1)~(6)を確認したら、すぐに税理士に連絡し、日程を調整した上で、折り返し調査日程を決定します。

 
 

調査までの事前準備

一般的には、税務調査は連絡があってから、10日~2週間程度の日数があります。
そのため、税理士と連絡をとりながら、この期間に出来るだけ準備をしておきましょう。


尚、税務調査では過去3期分の資料を調査することが多いので、その3期について整備されていない事項や、不十分な処理しかしてない事項があれば、すべてを整理しておきたいところです。


また、書類以外にも整理・整頓が必要な個所がありますので、以下に整理しておきます。
 

項目 その時のポイント
現金出納帳や総勘定元帳などの
帳簿類
現金出納帳・当座預金帳・普通預金帳・小切手帳・総勘定元帳など
売上に関する書類 納品書・請求書・契約書控えや得意先からの支払明細書・集金時の領収書控えなど
仕入に関する書類 納品書・請求書・外注費の補助元帳・発注書の控え・支払明細書など
人件費に関する書類 給与台帳・タイムカード・出勤簿・給与明細書・年末調整用の源泉徴収簿
社内やデスク・金庫の整理 デスク周りやカレンダーへの書きこみ、メモ書き、PCの中等



 

2.事前連絡がない場合

現況調査・特別調査等の場合、事前連絡なしに税務調査官が訪ねてきます。
そこで、慌てず下記の手順で対応をして下さい。
 

調査官に対する対応 調査官が来ましたら、まず以下の内容について確認をして下さい。


(1) 調査官の人数と身分証明書で氏名を確認する
(2) すぐに税理士に連絡をとり、税理士到着まで待ってもらう
(3) 基本スタンス

税務調査は調査官が到着直後から既に始まっていますので、以下の対応で対応して下さい。
・基本的には調査に協力的な態度をとる
・調査官との雑談にはなるべく応じない
余計なことは話さない
・曖昧なことはその場で即答せず、調べてから答える


 

 

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