ROE一辺倒でいいのか その1 ~法人税申告決算は大阪の福永会計事務所~

大阪の税理士事務所 福永会計事務所

介護事業に特化!法人税申告・決算をサポート!福永会計事務所

記帳代行980円から! 大阪経理・記帳代行センター

大阪介護事業サポートセンター 介護事業所の設立から介護経営サポートまで!


 

 

ROE一辺倒でいいのか その1

記事提供者:(株)税務研究会 税研情報センター


最近、上場企業の財務指標とし

てROE(自己資本利益率)がとても注目されています。

ROEは当期純利益を自己資本で割って算出し、

株主から預かった資本の効率性を表現する指標ですから、

株主が注目するのは当然です。


しかし、ROEだけに執着するのは少し危険なように感じます。

というのは、現状の雰囲気からすると

ROE重視は永遠に続くと思われるかもしれませんが、

注目される財務指標は時代によって変わるからです。


もう一つ注目される財務指標は

会社の安定性を判断する自己資本比率です。

自己資本比率は自己資本を総資産で割って算出します。

ROEと自己資本比率では自己資本の位置づけが正反対になります。


自己資本がROEでは分母に、

自己資本比率では分子に出てくるからです。

したがって、ROEでは自己資本が少ないことがよく、

自己資本比率では多いことが望ましいことになります。


ROEを高くするためには、

分子である当期純利益を増やすことが王道ですが、

利益を増やすことは簡単ではありません。

そこで、ROE向上を第一義に追求すると、

分母である自己資本削減策が浮上し、

配当金の増額や自己株式の買い取りなどの株主還元が盛んになります。


余裕資金が豊富にあれば、

手持ちのキャッシュで自己株式を買い取り、

自己資本を圧縮することができます。

余裕資金がなければ、借入金を借り入れて、

自己株式を買い取ることも選択肢になります。

借入金を増やし、自己資本を減らしROEを引き上げるのです。

これがレバレッジ経営です。


レバレッジ経営は自己資本を小さくするのですから、

自己資本比率は低下します。(つづく)


(記事提供者:(株)税務研究会 税研情報センター)


大阪の税理士事務所 福永会計事務所

介護事業に特化!法人税申告・決算をサポート!福永会計事務所

記帳代行980円から! 大阪経理・記帳代行センター

大阪介護事業サポートセンター 介護事業所の設立から介護経営サポートまで!

補助金・融資にも完全対応!各種許可申請対応!

提携:福永会計事務所

会社設立専門チーム・会社設立の手数料1,000円のみ! 顧問契約は不要!

運営:

———————

福 永 会 計 事 務 所

———————

「大阪 法人税申告」で検索!


中小企業庁認定 経営革新等支援機関

電話:06-6390-2031

 

いいね!
フォロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

友だち追加