国民生活に関する世論調査 その１　～法人税申告決算は大阪の福永会計事務所～

このほど内閣府が発表した平成29年度の

「国民生活に関する世論調査」

（今年6月15日～7月2日に全国の18歳以上の

男女1万人を対象に個別面接方式で実施）

によると、現在の所得や収入に「満足している」「まあ満足している」

と答えた人は、昨年の調査結果と比べて3.2ポイント増えて計51.3％となり、

21年ぶりに「満足」が「不満」を上回ったことが分かりました。

◆現在の生活について

＜現在の生活に対する満足度＞

現在の生活について、「満足」とする人の割合は

73.9％（「満足」12.2％＋「まあ満足」61.7％）、

「不満」は25.0％（「やや不満」19.9％＋「不満」5.1％）となっている。

昨年の調査結果と比較してみると、

「満足」とする人の割合が3.8ポイント上昇し、

「不満」が3.5ポイント低下している。

＜所得・収入に対する満足度＞

所得・収入について、「満足」とする人の割合は51.3％

（「満足」7.9％＋「まあ満足」43.4％）、

「不満」は46.9％（「やや不満」34.1％＋「不満」12.8％）となっている。

昨年の調査結果と比較してみると、

「満足」が2.7ポイント上昇し、

「不満」が2.7ポイント低下している。

職業別にみると、「満足」とする人の割合は

管理・専門技術・事務職で、「不満は」

販売・サービス・保安職、生産・輸送・建設・労務職で、

それぞれ高くなっている。

＜日常生活での悩みや不安＞

日頃の生活の中で、「悩みや不安を感じている」

と答えた人の割合は63.1％、

「悩みや不安を感じていない」は36.4％となっている。

悩みや不安の内容（複数回答）としては、

「老後の生活設計」を挙げた人の割合が53.5％と最も高く、

以下、「自分の健康」（52.1％）、「家族の健康」（42.1％）、

「今後の収入や資産の見通し」（39.7％）、

「現在の収入や資産」（32.0％）の順となっている。

＜生活の程度＞

生活の程度は、世間一般からみてどうかと聞いたところ、

「上」と答えた人の割合は1.1％、「中の上」は14.2％、

「中の中」は56.5％、「中の下」が21.7％、

「下」は5.0％となっている。